bitScanCL シリーズ
非接触 真円測定器
「位置決めが面倒」「測定までに時間がかかる」 ── そんな課題を解決。
量産現場でも卓上作業でも活躍。
高精度な真円度測定に加え、直径計測も短時間で実現。品質管理を次のステージへ。
非接触で、真円度・直径計測
測定プローブを円筒内で360度自動で回転し、計測データから真円度や直径を測定します。計測結果はリアルタイムにフィードバックされ、専用アプリケーションに測定結果を表示します。
- 非接触で計測誤差が最小限
- ワーク傾きを自動判定し補正
- 測定箇所も簡単に指定


材質を選ばず、高精度測定
計測にはマルチカラー共焦点偏位計を採用し、透明・鏡面・金属粗面・セラミックなどはもちろん、光が多重反射・沈み込む対象物も全て的確に測定します。
- 金属(鏡面、アルミ、ステンレスなど)
- 透明・半透明材(ガラス、アクリル、プラスチック)
- 黒色部材(ゴム、黒アルマイトなど反射が弱いもの)
測定環境・装置の構成
検査する環境変化の影響をによる誤差を最小にするよう設計されています。装置内部のモーター動作による発熱と振動を最小限にするために、制御回路とアルゴリズムを最適化しています。
厳しい測定精度を求める場合は周辺温度の管理と、除震台による振動抑制により性能を十分に引き出すことが可能です。環境が用意できない場合でも、一般的な接触方式での真円測定器と同等の測定性能を実現します。
- 制御モーターの発熱・振動を最小化
- 理想環境がなくても、十分な測定精度
- 最適化された制御回路とアルゴリズムを搭載


よくある質問と回答
- 製品の価格はいくらですか?
- 見積もりを依頼するにはどうすればよいですか?
- カスタマイズ仕様の場合、価格はどのように決まりますか?
当社の非接触真円測定機は、測定対象や用途に合わせて基本的にカスタマイズ対応となるため、お見積もりをご希望の際は、測定対象のサイズ・材質・精度要件・測定環境などの情報をお知らせください。これらの条件をもとに最適な仕様をご提案し、正式なお見積もりを作成いたします。標準的な仕様であれば比較的早く価格をご案内可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
- 製品の納期はどのくらいかかりますか?
- 注文から納品までの流れを教えてください。
- 特注仕様の場合、納期はどのように決まりますか?
製品の納期は、仕様やカスタマイズ内容によって異なりますが、標準仕様の場合は通常 ご注文から約1~2か月程度で納品が可能です。注文から納品までの流れとしては、まず お打ち合わせ → 仕様決定 → お見積もり → ご発注 → 製造・検査 → 納品・設置 というステップで進みます。特注仕様の場合は、設計や試作が必要となるため、打ち合わせの上で納期を調整いたします。詳細な納期については、お気軽にお問い合わせください。
- 操作は初心者でも簡単にできますか?
- 測定に適した環境条件はありますか?
- 測定データの出力や外部機器との連携は可能ですか?
当社の非接触真円測定機は、直感的に操作できるインターフェースを採用しており、初心者の方でも簡単に使用できます。また、導入時には基本的な操作研修も実施しております。測定環境については、室温20±2℃程度の恒温環境や振動の少ない場所での使用が理想的ですが、一部のモデルは環境変化に強い設計になっています。測定データの出力やPLCとの連携については、ご相談ください。お客様のシステムに合わせたカスタマイズにも対応しております。
- 製品の定期メンテナンスは必要ですか?
- レーザーや光学センサーの寿命はどのくらいですか?
- 故障した場合の対応はどうなりますか?
当社の非接触真円測定機は、接触式に比べて消耗部品が少なく、基本的に頻繁なメンテナンスは不要ですが、高精度を維持するために年1回の校正を推奨しております。レーザーや光学センサーの寿命は通常数万時間以上あり、長期間安定した測定が可能です。万が一故障が発生した場合は、修理のご依頼をください。保守契約や定期点検サービスもご用意しておりますので、ご相談ください。
- 検査装置が故障した場合、どのように修理してもらえますか?
- 測定精度が低下したとき、どのような対応をしてもらえますか?
- ソフトウェアのアップデートはどのように行われますか?
故障時はセンドバック対応となり、装置をお預かりして調査後、修理見積もりを提示します。保守サポート契約がある場合は優先対応となり、費用も実費のみで済みます。測定精度の低下時は、診断後に調整・キャリブレーション・部品交換を実施。ソフトウェアのアップデートは事前調整のうえ実施し、機能改善や不具合修正を行います。安定した運用のため、定期的な保守契約をご利用いただくことを推奨します。