bitScanLP-3000
レーザー式 円筒内検査機
小型・低価格の入門モデル、卓上で高精細の撮像を可能にします。
コストパフォーマンスを重視したエントリーモデル。必要十分な精度で円筒内壁をスキャンし、2D画像を生成。手軽に導入できる品質管理の新たな選択肢です。
非接触で、微細な欠陥も画像化
測定プローブを円筒内で360度自動で回転しながら、レーザー光を円筒内壁に照射します。反射光の微妙な変化がリアルタイムにフィードバックされ、専用アプリケーションに画像として結果を表示します。
- 非接触のレーザー方式により、対象物を傷つけずに精密な検査
- 狭い空間や複雑な形状にも対応可能
- 歪みのない高精細グレースケール画像を出力


金属素材の撮像に最適化
レーザー光源に赤色レーザーを採用し、鏡面・金属粗面・セラミックなどはもちろん、光が多重反射・沈み込む対象物も高出力のレーザー光源で画像化します。レーザー方式なのでカメラ方式のような焦点ズレなどの少ない安定した2D画像を取得し、環境光の影響を受けにくいのが特長です。
- 金属(鏡面、アルミ、ステンレスなど)
- 半透明材(セラミック、白色アクリル、白色プラスチック)
- ネジ穴、中断穴、座ぐり穴
直感的な操作で、簡単
レーザーによる非接触測定のため、対象物に負荷をかけず、安定した検査が可能です。専用のアプリケーションでの設定作業は簡単ですぐに使い始められます。
専用の治具を用意すれば、量産検査にも活用でき、さらに、PLC連動による装置化での利用にも対応します。
- 卓上で簡単に使い始められる
- 専用ジグで、量産検査にも対応
- PLCとの連携機能で、自動化も可能


よくある質問と回答
- 製品の価格はいくらですか?
- 見積もりを依頼するにはどうすればよいですか?
- カスタマイズ仕様の場合、価格はどのように決まりますか?
お見積もりをご希望の際は、対象ワークの形状やサイズ・材質・精度要件・ご利用環境などの情報をお知らせください。これらの条件をもとに最適な仕様をご提案し、正式なお見積もりを作成いたします。標準的な仕様であれば比較的早く価格をご案内可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
- 製品の納期はどのくらいかかりますか?
- 注文から納品までの流れを教えてください。
- 特注仕様の場合、納期はどのように決まりますか?
製品の納期は、仕様やカスタマイズ内容によって異なりますが、標準仕様の場合は通常 ご注文から約1~2か月程度で納品が可能です。注文から納品までの流れとしては、まず お打ち合わせ → 仕様決定 → お見積もり → ご発注 → 製造・検査 → 納品・設置 というステップで進みます。特注仕様の場合は、設計や試作が必要となるため、打ち合わせの上で納期を調整いたします。詳細な納期については、お気軽にお問い合わせください。
- 操作は初心者でも簡単にできますか?
- 測定に適した環境条件はありますか?
- 測定データの出力や外部機器との連携は可能ですか?
当社のレーザー式 円筒内検査機は、直感的に操作できるインターフェースを採用しており、初心者の方でも簡単に使用できます。また、導入時には基本的な操作研修も実施しております。測定環境については、室温20±2℃程度の恒温環境や振動の少ない場所での使用が理想的ですが、一部のモデルは環境変化に強い設計になっています。測定データの出力やPLCとの連携については、ご相談ください。お客様のシステムに合わせたカスタマイズにも対応しております。
- 製品の定期メンテナンスは必要ですか?
- レーザーや光学センサーの寿命はどのくらいですか?
- 故障した場合の対応はどうなりますか?
当社のレーザー式 円筒内検査機は、基本的に頻繁なメンテナンスは不要ですが、精度を維持するために年1回の校正を推奨しております。レーザーや光学センサーの寿命は通常数万時間以上あり、長期間安定した測定が可能です。万が一故障が発生した場合は、修理のご依頼をください。保守契約や定期点検サービスもご用意しておりますので、ご相談ください。
- 検査装置が故障した場合、どのように修理してもらえますか?
- 測定精度が低下したとき、どのような対応をしてもらえますか?
- ソフトウェアのアップデートはどのように行われますか?
故障時はセンドバック対応となり、装置をお預かりして調査後、修理見積もりを提示します。保守サポート契約がある場合は優先対応となり、費用も実費のみで済みます。測定精度の低下時は、診断後に調整・キャリブレーション・部品交換を実施。ソフトウェアのアップデートは事前調整のうえ実施し、機能改善や不具合修正を行います。安定した運用のため、定期的な保守契約をご利用いただくことを推奨します。